木を無駄なく使うことの一つに、端材を利用してその端材をパウダー状にして木の塗り壁を作っています。
作ってもらってるのはこちらの会社で材料はこちらから輸送しています。様々なデーターがありますが、恐らくですが、こちらから送っている木材は「天然乾燥」なので同じ木材でも「人工乾燥」より何がしの良いデーターが出るのではないかと思っています。
材料も木粉が 50%以上、それ以外はでんぷんのり、セルロース、シラス、珪砂、すさで作られており、天然素材100%です。漆喰やクロスなどとの様々な比較データーはこちらに掲載されていますのでご覧ください。
最初に使って驚いたのが、漆喰と比べて塗る前に混ぜる水の量が倍以上必要だったことと、乾くのにも倍以上かかったことです。ということは、調湿効果も倍?あるのではないかと思います。
デメリットは、漆喰や珪藻土より剥離の可能性が大きいので天井には塗れないことと、値段が高いことです。m2あたり材料代として1,000円違います。ただ、8畳一部屋だと壁だけだと約30m2なので30,000UPとそれほどでもないかなと思います。寝室やリビングだけとか塗り分けも可能です。
猪苗代の2階に檜とレッドシーダーの木の塗り壁が実際に塗ってありますので実物をご覧ください。