天然乾燥檜(ヒノキ)のログハウス

Roots工務店は私が23歳の時、たくさんの仲間達に手伝ってもらいながら本を片手に見よう見まねで建てたログハウスの自宅から始まりました。
自宅をログハウスで建てた一番の理由は太い丸太や大きな角材で壁を作ることで丈夫で長持ちするというものでした。
しかし、それは間違いでした。

「木は腐る」
当たり前ですが、建物の外部に木材を使用する場合、樹種の選択や使う場所を間違うと早くて5年くらいで木は腐ってしまいます。
自宅横に直径35センチ以上の米松の丸太で建てたログハウスは5年ほどで手すりやデッキから雨水の跳ね返りがかかる1段目の丸太は見事に腐って朽ち果てました。

愕然としましたが、木材をふんだんに使ったログハウスをどうしても建てたい。
いろいろ調べてたどり着いたのがカナダのウエスタンレッドシダーという木材でした。
それは、日本に一般的に普及している杉や米松と比べると比較にならないほどの耐久性がありました。
弊社がレッドシダーで建てたログハウスは、古いもので20年を超えますが、ノーメンテで色は変わってますが、全く腐る気配すらありません。

さて、本題ですが、レッドシダーのログハウスは価格的に現実的では無くなった今、日本では耐久性が高いと言われるヒノキに目を向けました。
考えてみれば、日本最古のログハウスと言われる正倉院はヒノキで造られており、住宅とは条件が違えど1200年以上経っているわけです。

また、日本には正倉院だけでなく、ヒノキや杉で建てられた神社仏閣や古民家は腐ることなくたくさん現存しているではありませんか。
しかし、国土交通省のデーターによると、日本の住宅の寿命は約30年と、イギリス(77年)やアメリカ(55年)と比べて極端に短命なのです。

ここからは、個人的な見解になりますが、日本の住宅が長持ちしなくなった一番の原因は短期間で大量生産するために考えられた木材を強制的に乾燥させる人工乾燥によるものだと思います。
わかりやすく例えると、人工乾燥材は水分と一緒に油分も抜けてしまったカサカサ肌で、一方天然乾燥材は、油分が残っている艶々肌。
少し乱暴な例えでしたが、人工乾燥の技術がない時代の木材で建てられた建物は長持ちして、人工乾燥の技術ができてからの建物は短命になっているのだと思います。

また、ログハウスは手入れが大変だとか、腐るとかネガティブな印象がありますが、正倉院や神社仏閣と同じ天然乾燥のヒノキでつくればノーメンテでも100年は軽く持つのではないかと思います。ちなみに、レッドシダーも天然乾燥材でした。
そんな夢のような究極のログハウスの住宅ですが、Roots工務店では、2017年から木造住宅を天然乾燥のヒノキでつくってきたノウハウがあるからこそ、今すぐにでも実現可能です。

一般的な人工乾燥のログハウスと同じコストで天然乾燥のヒノキでログハウスをつくれるのはRoots工務店だけだと思います。

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