Rootsの家は現在は天然乾燥のヒノキをメインに使用していますが、Roots工務店にとってレッドシーダーという木材は今までもこれからもなくてはならないものです。
10年以上の間、一月に大きなコンテナで一台以上コンスタントにカナダから直輸入していましたので、恐らく工務店ではレッドシーダーの使用量は日本一ではないでしょうか。
レッドシーダーは日本の杉に似ていることから米杉と呼ばれていますが、杉ではありません。正式にはヒノキ科ネズコ属に分類されます。
ネズコという木は日本にもありますが、私の地元では、昔は木材の中でも耐久性が高いために山の境の目印にする木杭に使っていたそうです。
それだけ耐久性がある木で、出会いから20年以上になりますが、他の木の10倍くらいの耐久性があるといってもオーバーじゃないくらい長持ちしています。
木材に対して一切知識がない頃に、太い丸太でつくれば長持ちするだろうと自宅やログハウスのモデルハウスを直径30センチ以上の米松でつくりましたが、条件が悪い部分はわずか3年で腐れ始めまたのです。
驚いて色々と調べてたどり着いたのがレッドシーダーでした。
初めてカナダのワークサイトでレッドシーダーと出会った時の感動は今でも忘れません。
今では昔のように良質なレッドシーダーを容易に入手しづらくなってしまいました。
昔のようにコストを気にせずにふんだんにレッドシーダーを使用したログハウスやティンバーフレームをつくりたいものです。