目次
- はじめに:soboku誕生の背景
- なぜ定額制なのか?——価格の「見える安心」を
- sobokuに込めた想い——自然素材の家を、もっと身近に
- 限られた選択肢の中で、広がる自由
- sobokuが描く、これからの住まいのかたち
1. はじめに:soboku誕生の背景
家づくりは、本来「暮らしづくり」であるべきです。
けれど今の日本の住宅事情は、構造の複雑化や情報の過多、コストの不透明さなどで、お客様にとって「わかりにくい」「選びにくい」ものになってしまっています。
そんな中で私たちRoots工務店は、「本物の自然素材を使った家を、もっと身近にしたい」という想いから、sobokuという新しい定額制住宅を開発しました。
この家には、構造・素材・仕上げ、すべてにおいて“手を抜かない”というRootsの哲学をそのままに、「選ぶことのストレスを減らし、暮らしの本質を楽しめる住まい」を形にしたいという願いが込められています。
2. なぜ定額制なのか?——価格の「見える安心」を
家づくりにおいて、お客様が一番不安に感じるのは「最終的にいくらかかるのかが見えない」という点です。
見積もりのたびに価格が上がっていく……そんな経験をした方も少なくありません。
sobokuは、そんな不安をなくすために「定額制」という形を採用しました。
ベースとなるプランに、ある程度の間取り変更や仕様変更も含めた価格設定。これにより、お客様は安心して、デザインや暮らし方そのものに集中することができます。
もちろん、「安かろう悪かろう」ではありません。高い耐震性能、天然素材、職人の手仕事といったRootsが大切にしてきたクオリティはそのままに。
“わかりやすさ”と“品質の両立”こそ、sobokuが目指した家づくりです。
3. sobokuに込めた想い——自然素材の家を、もっと身近に
sobokuの最大の特徴は、100%自然素材で仕上げた空間です。
無垢の杉や檜、珪藻土や和紙、植物性塗料などを使った住まいは、肌にふれる感覚も、空気の清らかさも、どこか懐かしく、やさしい。
けれどこれまで、そうした家は「高価で特別な人のもの」と思われがちでした。
私たちは、それを変えたかったのです。
sobokuは、素材や仕様の流通と加工の仕組みを徹底的に見直すことで、コストを抑えながらも「自然素材の本物の良さ」をそのままに提供することを可能にしました。
目に見えない部分まで丁寧につくること。それが、何十年先まで“心地よく、健やかに住み続けられる家”をつくるという、私たちの答えでした。
4. 限られた選択肢の中で、広がる自由
定額制=自由度が低い、という印象を持つ方もいるかもしれません。
でもsobokuは違います。むしろ、余計な選択肢を減らすことで「本当に必要なこと」に集中できる家なのです。
例えば、ベースとなる外観や間取りには私たちのノウハウが詰まっています。
断熱性能や構造バランス、メンテナンス性まで考え抜かれた設計がベースにあるからこそ、住まい手の要望に合わせて「調整」していく自由がある。
これは、無限の選択肢の中から迷い続けるよりも、ずっと楽しく、確かな家づくりだと私たちは信じています。
5. sobokuが描く、これからの住まいのかたち
sobokuは、ただの規格住宅ではありません。
それは「豊かな暮らしとは何か?」という問いに対する、私たちなりのひとつの答えです。
自然素材、手の届く価格、確かな構造、そして家族の物語を育む設計。
必要なものをしっかりと備え、不必要なものを削ぎ落としたこの家には、きっとこれからの日本の住宅に必要なヒントが詰まっています。
sobokuを通して、家づくりがもっとシンプルに、もっと楽しく、もっと本質的になる未来を描いていきたい。
それが私たちの願いです。