完成見学会などで、「この家、なんだか気持ちいいですね」「空気がやわらかい感じがします」といった感想をいただくことがあります。この“空気感”は、間取りやデザインだけで決まるものではありません。実は、使っている素材の違いが、住み心地に大きく影響しています。
私たちが家の中で感じている空気は、壁・床・天井といった、身体に近い素材に囲まれて生まれています。特に床材や内装材は、一日の大半を一緒に過ごす存在です。無垢材や自然素材には、湿気を吸ったり吐いたりする性質があります。梅雨時期には湿気を吸収し、冬の乾燥する時期にはため込んだ水分を放出する。この働きによって、室内の湿度が極端になりにくく、年間を通して心地よさを感じやすくなります。

また、家に入った瞬間の印象を左右するのが「におい」です。新築特有のツンとしたにおいが気になる、という方も少なくありません。無垢材や自然素材の家では、木そのものが持つやさしい香りが空間に広がります。特にひのきは、リラックス効果があると言われる香りを持ち、深呼吸したくなるような空気感を生み出します。その香りも時間とともに落ち着き、強すぎることなく、暮らしに自然に溶け込んでいきます。

住み心地というと断熱性能などの数値に目が向きがちですが、実際には触れたときの感覚もとても重要です。無垢の床は冬でもヒヤッとしにくく、素足で歩いたときの感触がやわらか。夏はさらっとしていてベタつきにくいのも特徴です。こうした小さな積み重ねが、「長く家にいても疲れない」と感じる理由につながっています。

家づくりでは性能や数値ももちろん大切ですが、暮らし始めてから毎日感じるのは、肌で感じる心地よさや空気の質です。Roots工務店では、素材選びも含めて「どんな暮らしをしたいか」を大切にしています。図面や数字だけでは分からない“空気感”は、実際に空間に入ってみることでしか感じられません。
見学会やモデルハウスでは、ぜひ深呼吸をして、その違いを体感してみてください。
「この家、なんだか落ち着く」――その理由が、きっと分かるはずです。
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